財副ざいふく)” の例文
陳東海は、宝暦の初めごろから唐船の財副ざいふくになって交易のため幾度となく長崎に来、宝暦十一年から明和二年迄の四年の間、長崎の唐人屋敷に住んでいた。
桜町の箔屋はくやが例年の通り桟敷さじきを造って船頭や財副ざいふく客唐人きゃくとうじんを招いて神事踊ば見せたのでござりました。