豆汁まめじる)” の例文
そこでペンネンネンネンネン・ネネムは、燕麦オートを一と、豆汁まめじるを二リットルで軽く朝飯をすまして、それから三十人の部下をつれて世界長の官邸に行きました。
豆をいてながしただけでは、ただどろどろした渾沌こんとんたる豆汁まめじるです、つかみようがありません、しかしそこへにがりをおとすと豆腐になる精分だけが寄り集まる、はっきりとかたちをつくるのです
日本婦道記:不断草 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)