讃歌うた)” の例文
と、遠くから祈祷きとうの声が讃歌うたのように響いて来る。尼達が合唱しているのであろう。
八ヶ嶽の魔神 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
幸福の讃歌うたときく、さはやかに澄んだ、祝福の歌ときく、おそらくは彼自身も、混濁のない、からつぽの胃袋を、充分にふくらまして、誠意ある朝の祝福をさゝげてゐるのにちがいない。