“諧調”のいろいろな読み方と例文
読み方 | 割合 |
---|---|
かいちょう | 95.7% |
ハアモニイ | 4.3% |
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
すべてそれらの物音を、太田は飽くことなく楽しんだ。雑然たるそれらの物音もここではある一つの諧調をなして流れて来るのである。
真に読むことを知ってる者は、ジャン・クリストフと歓喜せる魂との間の、職分や技術や調和や諧調の本質的な差異を見てとるだろう。
作者の才能、作品の価値、俳優の技倆が、或る一点で渾然と融け合つてゐる、そこには、たゞ人生の真理を語る活きた魂の、諧調に満ちた声と姿とがあるばかりであります。