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がいとう
ふりがな文庫
“
該当
(
がいとう
)” の例文
そこで、私が最初に言いたいことは、特に日本の古典には、Cに
該当
(
がいとう
)
する勝れた
滑稽
(
こっけい
)
文学が存外多く残されている、このことである。
FARCE に就て
(新字新仮名)
/
坂口安吾
(著)
この興行は、大入り満員の売切れつづきで、すばらしい人気を博したのみならず、その人気に
該当
(
がいとう
)
する実質を、見る人に与えたようです。
大菩薩峠:22 白骨の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
人相書も付随しているので、一時警視庁は、それに
該当
(
がいとう
)
する人物の探査に全力を
傾注
(
けいちゅう
)
した。モスコーの犯人の動機は、宗教上の狂信的な
妄執
(
もうしゅう
)
からだった。
女肉を料理する男
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
しかし誰一人として、糸子に
該当
(
がいとう
)
する婦人を見たものはないということだった。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
自分は日本の着物の
煩瑣
(
はんさ
)
に
堪
(
た
)
えなくなって、三年ほど前から日本服を廃して洋服に取かえてみた。
椅子
(
いす
)
に腰掛け
寝台
(
ねだい
)
に寝ることにした。これは今日世間で流行する改造とかいうことに
該当
(
がいとう
)
している。
独居雑感
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“該当”の意味
《名詞》
該 当(がいとう)
条件に当てはまること。
(出典:Wiktionary)
該
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
“該”で始まる語句
該
該博
該撒
該撤
該書
該隊
該劇
該隠
該里
該貨