“該当”の読み方と例文
読み方割合
がいとう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そこで、私が最初に言いたいことは、特に日本の古典には、Cに該当がいとうする勝れた滑稽こっけい文学が存外多く残されている、このことである。
FARCE に就て (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
この興行は、大入り満員の売切れつづきで、すばらしい人気を博したのみならず、その人気に該当がいとうする実質を、見る人に与えたようです。
大菩薩峠:22 白骨の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
人相書も付随しているので、一時警視庁は、それに該当がいとうする人物の探査に全力を傾注けいちゅうした。モスコーの犯人の動機は、宗教上の狂信的な妄執もうしゅうからだった。
女肉を料理する男 (新字新仮名) / 牧逸馬(著)