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該博
ふりがな文庫
“該博”の読み方と例文
読み方
割合
がいはく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
がいはく
(逆引き)
その話がまた、いちいち
該博
(
がいはく
)
で、
蘊蓄
(
うんちく
)
があって、そして
衒
(
てら
)
わず
媚
(
こ
)
びずである。
惚々
(
ほれぼれ
)
と人をして聞き入らしめる魅力がある。
牢獄の花嫁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
グリム兄弟両人の
該博
(
がいはく
)
なドイツ古代学の知識と、特に筆録を受けもった弟ウィルヘルムの、素朴な筆致をそなえて、しかも一言一句むだのない名文とによって
『グリム童話集』序
(新字新仮名)
/
金田鬼一
(著)
僕は
北京
(
ペキン
)
に行きたい、世界で一ばん古い都だ、あの都こそ、僕の性格に適しているのだ、なぜといえば、——と、れいの
該博
(
がいはく
)
の知識の十分の七くらいを
縷々
(
るる
)
と私に陳述して
佳日
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
該博(がいはく)の例文をもっと
(15作品)
見る
“該博”の意味
《名詞》
該博(がいはく)
広く学問や物事に精通していること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
該
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
博
常用漢字
小4
部首:⼗
12画
“該”で始まる語句
該
該当
該撒
該撤
該書
該隊
該劇
該隠
該里
該貨
“該博”のふりがなが多い著者
金田鬼一
吉川英治
夢野久作
太宰治
寺田寅彦
芥川竜之介