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詰衆
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つめしゅう
ふりがな文庫
“
詰衆
(
つめしゅう
)” の例文
権兵衛が
詰衆
(
つめしゅう
)
に尋ねられて答えたところはこうである。貴殿らはそれがしを乱心者のように思われるであろうが、全くさようなわけではない。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
子供たちは引き返して、門番の
詰所
(
つめしょ
)
へ来た。それと同時に玄関わきから、「なんだ、なんだ」と言って、二三人の
詰衆
(
つめしゅう
)
が出て来て、子供たちを取り巻いた。
最後の一句
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
そこで始て自分に礼を行うのだと知った。次いで常の如く中の口から進もうとすると、玄関の左右に
詰衆
(
つめしゅう
)
が平伏しているのに気が附いた。榛軒はまた驚いた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
奉行所に来て門番と応対し、次いで
詰衆
(
つめしゅう
)
の
与力
(
よりき
)
に願書の取次を頼んだ事、与力らに強要せられて帰った事、およそ前日来経歴した事を問われるままに、はっきり答えた。
最後の一句
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
詰
常用漢字
中学
部首:⾔
13画
衆
常用漢字
小6
部首:⾎
12画
“詰”で始まる語句
詰
詰問
詰襟
詰所
詰責
詰腹
詰寄
詰侍
詰襟服
詰切