記入かきい)” の例文
と声を掛けて、奥様が入つて来たのは、それから二時間ばかりつてのこと。丑松の机の上には、日々にち/\思想かんがへ記入かきいれる仮綴の教案簿なぞが置いてある。
破戒 (新字旧仮名) / 島崎藤村(著)