)” の例文
かれ出雲いづもに到りまして、大神おほかみを拜みへて、還り上ります時に、の河一八の中に黒樔くろすの橋一九を作り、假宮を仕へまつりて、さしめき。
太子ひつぎのみこ正勝吾勝勝速日まさかあかつかちはやび天の忍穗耳おしほみみの命にりたまはく、「今葦原の中つ國をことむへぬと白す。かれ言よさし賜へるまにまに、降りまして知らしめせ」
また姓の日下くさかに、玖沙訶くさかと謂ひ、名の帶の字に多羅斯たらしといふ。かくの如き類は、本に隨ひて改めず。大抵記す所は、天地の開闢よりして、小治田をはりだの御世ふ。