“親釜集”の読み方と例文
読み方割合
おやかましゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、権威的の学術書なら別段不思議はないが、或る時俗謡か何かの咄が出た時、書庫から『魯文ろぶん珍報』や『親釜集おやかましゅう』の合本を出して見せた。
鴎外博士の追憶 (新字新仮名) / 内田魯庵(著)
今一つは『親釜集おやかましゅう』といって、都々逸の流行に乗じて皆がその競争をする雑誌であった。
故郷七十年 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
頭株あたまかぶの数人を除いたら手もなく「親釜集おやかましゅう」連で、今なら葉書集の投書家程度であった。尤もこれらは硯友社員という条、フレーフレーと応援する旗振連中はたふりれんちゅうであった。