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親疎
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しんそ
ふりがな文庫
“
親疎
(
しんそ
)” の例文
それ戦いにあたるや、功あるは賞し、罪あるは罰す。
正明
(
せいめい
)
依怙
(
えこ
)
なく、軍に
親疎
(
しんそ
)
なし、奮戦ただ呉を負って、魏を破れ。
三国志:07 赤壁の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それを攻めに来る幻滅の半鐘はまた反対にいつでも頭の外から来るような心持がした。両方を公平に取扱かっているつもりでいながら、彼は常に
親疎
(
しんそ
)
の区別をその間に置いていた。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
見て
愛惡
(
あいを
)
の心生ずるは是人情なり然すれば知らず/\
依顧贔屓
(
えこひいき
)
の
沙汰
(
さた
)
にも成ゆくにより心に
親疎
(
しんそ
)
のなきやうにと
眼
(
め
)
を
眠
(
ねむ
)
りて訴訟を聽れたりとぞ何さま
容貌
(
かほかた
)
ち
優
(
いう
)
にやさしく見えると雖も心に惡を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
が——君は、
親疎
(
しんそ
)
のへだてなく人に接すること簡で、明察鋭い。だから疑いもない。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“親疎”の意味
《名詞》
親疎(しんそ)
関わりが親密であることと疎遠であること。関わり合いの程度。
(出典:Wiktionary)
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
疎
常用漢字
中学
部首:⽦
12画
“親疎”で始まる語句
親疎異同