“しんそ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
親疎57.1%
秦楚28.6%
神祖14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それを攻めに来る幻滅の半鐘はまた反対にいつでも頭の外から来るような心持がした。両方を公平に取扱かっているつもりでいながら、彼は常に親疎しんその区別をその間に置いていた。
明暗 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
孟子いはク、ていヲ執ツテ以テ秦楚しんそノ堅甲利兵ヲたつスベシ……
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
世に誉れ高くまします 烈祖れっそ家康公より信牌を賜わり(慶長五年庚子こうし和蘭オランダ船始めて来り、同十四年己酉きゆう七月五日神祖しんそより御朱印を賜う。己酉より今茲ことし甲辰こうしんに至り二百三十六年なり)
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
通ずることなしというは誤なり。○慶長十四年己酉きゆう七月二十五日、同十九年壬子じんし十月神祖しんそより和蘭オランダ国王へ御復書あり。けだし和蘭歴代治平の日少きを以て、文献徴すべきことなきに由るのみ
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)