トップ
>
親同胞
>
おやきょうだい
ふりがな文庫
“
親同胞
(
おやきょうだい
)” の例文
ぎゅっと
掴
(
つか
)
む。
齧
(
かじ
)
りつく。頭をぶつける。粉ごなにする。そして、かけらを飛ばす。まわりに居並ぶ
親同胞
(
おやきょうだい
)
は、珍しそうにそれを見ている。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
「しかし。——しかし、この間の……」「うたむら」の主人はなお
肯
(
うべな
)
えないように「この間の本郷の芝居の、悪い
親同胞
(
おやきょうだい
)
をもったゝめに苦労する若い芸妓。 ...
春泥
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
「お前がしきりに感心していたあの、悪い
親同胞
(
おやきょうだい
)
をもったゝめに苦労するあの若い芸妓の役よ。——若宮は、つまり、舞台であれ、自分の芝居をみせていたんだ。」
春泥
(新字新仮名)
/
久保田万太郎
(著)
彼はこの数日の間に葡萄酒を飲む習慣をなくしてしまったのだが、あんまり
造作
(
ぞうさ
)
がないので、
親同胞
(
おやきょうだい
)
も、出入りの人たちも、これは意外に思った。そもそもの話はこうである。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
われわれ
親同胞
(
おやきょうだい
)
と縁を切ることもできるんだ。それまでは、上から下を見おろす気でいろ。神経を殺せ。そして、他の者を観察しろ。お前の一番近くにいる者たちも同様にだ。こいつは面白いぞ。
にんじん
(新字新仮名)
/
ジュール・ルナール
(著)
親
常用漢字
小2
部首:⾒
16画
同
常用漢字
小2
部首:⼝
6画
胞
常用漢字
中学
部首:⾁
9画
“親”で始まる語句
親
親戚
親父
親爺
親仁
親子
親切
親方
親類
親身