規模かかり)” の例文
規模かかりは小さくっても、電燈も店飾みせかざりも、さすがに地方での都会であったが、ちょっと曲角が真暗まっくらで、灯一つ置かない夜店に、おおき炭団たどんのようななしの実と、火が少しおこり掛けたという柿を積んだ
卵塔場の天女 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)