西端にしはず)” の例文
ほどなく、城下の西端にしはずれまで行ってしまう。すると、広い闇に、どうどうと、瀬にしぶく水音が聞かれ、暑さもいちどにたもとを払って、橋の長さ二百八間という、その橋桁はしげたの第一柱に
宮本武蔵:08 円明の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)