裸身はだみ)” の例文
ひさしはずれにのぞいただけで、影さす程にはあらねども、と見れば尊き光かな、裸身はだみに颯と白銀しろがねよろったように二の腕あたりあおずんだ。
婦系図 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
二人一緒に裸身はだみを抱合せるように押入れた。
夏すがた (新字新仮名) / 永井荷風(著)