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裸児
ふりがな文庫
“裸児”の読み方と例文
読み方
割合
はだかご
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はだかご
(逆引き)
濃い藍色の労働服を着ていた。横から見たら首の根っこが鼠の
裸児
(
はだかご
)
のような
紅
(
べに
)
いろをしていた。毛むくじゃらの両手だ。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
かくて一つ目の浜は
彎入
(
わんにゅう
)
する、海にも浜にもこの時、人はただ廉平と、親船を
漕
(
こ
)
ぎ
繞
(
めぐ
)
る長幼二人の
裸児
(
はだかご
)
あるのみ。
悪獣篇
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
と、
門口
(
かどぐち
)
に一人の青年がまじまじと突っ立っていた。例の鼠の
裸児
(
はだかご
)
がそのまま生長して大きくなったような顔の皮膚の
薄紅
(
うすあか
)
であった。黄の軍服に紺の軍帽をかぶっていた。
フレップ・トリップ
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
裸児(はだかご)の例文をもっと
(2作品)
見る
裸
常用漢字
中学
部首:⾐
13画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“裸”で始まる語句
裸体
裸
裸足
裸身
裸體
裸形
裸蝋燭
裸馬
裸火
裸木
“裸児”のふりがなが多い著者
北原白秋
泉鏡花