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装立
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いでたち
ふりがな文庫
“
装立
(
いでたち
)” の例文
義仲この日の
装立
(
いでたち
)
は、赤地の錦の直垂に唐綾縅の鎧、
厳物
(
いかもの
)
作りの太刀、鍬形打った兜の緒をしめ、背に二十四さした石打の矢がうちつづく戦闘でまだ少し残っていた。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
その日の
装立
(
いでたち
)
は、
褐
(
かちん
)
に白と黄の糸で千鳥が岩に群れ遊んでいる直垂、
紫裾濃
(
むらさきすそご
)
の鎧、
鍬形
(
くわがた
)
打った兜の緒をしめ、
黄金作
(
こがねづく
)
りの太刀、
切斑
(
きりふ
)
の矢二十四本を背に、重籐の弓を持ち
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
装立
(
いでたち
)
は彼の好みのもので、
紫裾濃
(
むらさきすそご
)
の直垂に、鍬形打った兜の緒をしめ、重籐の弓小脇にはさみ、背に二十四本の
切斑
(
きりふ
)
の矢を負い、金覆輪の鞍おいた連銭葦毛の馬にのっていた。
現代語訳 平家物語:09 第九巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
装
常用漢字
小6
部首:⾐
12画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“装”で始まる語句
装
装束
装飾
装幀
装填
装置
装上
装釘
装飾品
装飾灯