トップ
>
衡器
>
はかり
ふりがな文庫
“
衡器
(
はかり
)” の例文
しかるに百年も安心な顔をしている親たちが多いから不思議さ。その癖目白の
摺餌
(
すりえ
)
を一々
衡器
(
はかり
)
にかける人はあるけれども
小児
(
こども
)
の食物に注意する人が
寡
(
すくな
)
い。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
現在の僕の生活に於ける絶望と退屈とが、まず大体の動向を決定してしまったというわけで、向うさんのいう条件をいちいち、
衡器
(
はかり
)
に掛けて決定したわけではない。
宇宙尖兵
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
破壊されたるものは世界国勢の
衡器
(
はかり
)
なり、否、世界三千年を司配したる歴史神の道路なり。(未完)
閑天地
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
“衡器”の意味
《名詞》
物の重量をはかるための器具。はかり。
(出典:Wiktionary)
衡
常用漢字
中学
部首:⾏
16画
器
常用漢字
小4
部首:⼝
15画
“衡”で始まる語句
衡
衡門
衡山
衡平
衡吉
衡府
衡水
衡突
衡嶽志