“行祐”の読み方と例文
読み方割合
ぎょうゆう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
歌道や茶の友には、礼儀のほかに、階級をえた心と心の親しいものがある。行祐ぎょうゆうはすこし仰山ぎょうさん手真似てまねで答えた。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
と、ここの院主行祐ぎょうゆうが、頃をはかって湯潰ゆづけを出し、ともあれ彼方へと、用意の雅席へ、人々をうながして起った。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
行祐ぎょうゆう宥源ゆうげんの二僧を先に、あずま六右衛門やその他の従者をしりえに、光秀もまた高い石段を上っていた。そして少し平地を歩むかと思うとまた次の高い石段があった。
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)