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行厨
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こうちゅう
ふりがな文庫
“
行厨
(
こうちゅう
)” の例文
携
(
たずさ
)
えて行った
行厨
(
こうちゅう
)
を開いて楽しい昼飯を食った、その御馳走の
空
(
から
)
になった重箱をすぐ其処の水で洗って、その重箱に水を汲み上げた、というのである。
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
一行は開きかけた用意の
行厨
(
こうちゅう
)
を荷って、いわゆる萩原大菩薩峠の頂から熊沢大菩薩の間の尾根を歩き出す。
山道
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
手にする
行厨
(
こうちゅう
)
はムスメを喜ばす甘い物に満たされているのだろう。冬の日は短くとも彼等が歓を尽すにはまだ十分の時間があろう。日の光はもとより公平である。
冬日の窓
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
“行厨”の意味
《名詞》
弁当。簞食。わりご。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
厨
漢検準1級
部首:⼚
12画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末