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行厨
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かうちゆう
ふりがな文庫
“
行厨
(
かうちゆう
)” の例文
最上寺にて茶を乞、
行厨
(
かうちゆう
)
を開く。近辺
細辛
(
さいしん
)
多し。帰路山上にて冷酒一杯を飲む。(中略。)此日塩柏葦湯に行。木賀の辺にて逢伴帰。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
随行の少年輩が一人飲み二人飲み、遂に先を争つて群り飲むに至つた。行き行きて岐路に逢ふこと
数
(
しば/″\
)
であつたが、甘酒売は別れ去らない。甘酒の釜は此
夥
(
むれ
)
の
行厨
(
かうちゆう
)
の如くになつた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
“行厨”の意味
《名詞》
弁当。簞食。わりご。
(出典:Wiktionary)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
厨
漢検準1級
部首:⼚
12画
“行”で始まる語句
行
行燈
行方
行李
行衛
行灯
行脚
行水
行者
行末