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虎賁
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こほん
ふりがな文庫
“
虎賁
(
こほん
)” の例文
「自分は漢朝に仕えて、今では
虎賁
(
こほん
)
中郎将の職を奉じている。君も、
社稷
(
しゃしょく
)
を扶けて大いに国事に尽していると聞いて、実は今夜、祝いに来たわけだ」
三国志:02 桃園の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
古くより
虎賁
(
こほん
)
などいう武官職名もあり、虎符を用いた事もあるから件の牌には虎頭を鐫り付けたのだろう。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
勅して、順平侯と
諡
(
おくりな
)
し、成都郊外の
錦屏山
(
きんぴょうざん
)
に、国葬をもって厚く祭らしめた。また、その遺子
趙統
(
ちょうとう
)
を、
虎賁
(
こほん
)
中郎に封じ、弟の趙広を、
牙門
(
がもん
)
の将に任じて、父の
墳
(
つか
)
を守らせた。
三国志:11 五丈原の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
虎賁
(
こほん
)
の軍隊三十余万が、
旌旗
(
せいき
)
や
旆旛
(
はいばん
)
を林立して、台下に立ちならび、このほか
匈奴
(
きょうど
)
の黒童や
化外
(
かがい
)
の人々も、およそ位階あり王府に仕えるものは
挙
(
こぞ
)
って、この祭典を仰ぐの光栄に浴した。
三国志:10 出師の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“虎賁”の解説
虎賁(こほん)は、前漢代に設立された皇帝直属の部隊名。
(出典:Wikipedia)
虎
常用漢字
中学
部首:⾌
8画
賁
漢検1級
部首:⾙
12画
“虎賁”で始まる語句
虎賁軍
虎賁校尉
虎賁中郎将