“蘭字(らんじ)” の例文
舶載(はくさい)のエレキテルだの、そうかと思うと、薬を刻(きざ)む薬研(やげん)が見えるし、机の上には下手(へた)な蘭字(らんじ)が書きかけてあり、異人墓の石のかけらがその文鎮(ぶんちん)になっている。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
墓の蘭字(らんじ)や形を写していたが、鴻山から事情を話され、後について一八郎の側へやって来た。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)