“らんじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
蘭字50.0%
懶爾50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舶載はくさいのエレキテルだの、そうかと思うと、薬をきざ薬研やげんが見えるし、机の上には下手へた蘭字らんじが書きかけてあり、異人墓の石のかけらがその文鎮ぶんちんになっている。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
墓の蘭字らんじや形を写していたが、鴻山から事情を話され、後について一八郎の側へやって来た。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
懶爾らんじとして笑へ!
宿命 (旧字旧仮名) / 萩原朔太郎(著)