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蘆花
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ろか
ふりがな文庫
“
蘆花
(
ろか
)” の例文
本も、——彼の小学時代に何度も熱心に読み返した
蘆花
(
ろか
)
の「自然と人生」やラボックの翻訳「自然美論」も勿論彼を啓発した。
大導寺信輔の半生:――或精神的風景画――
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
僕は、聖書の事と、それから、
蘆花
(
ろか
)
のことを言ったけれども、かなわなかった。木村の思想は、ちゃんと生活に
於
(
おい
)
ても実行せられているのだから
凄
(
すご
)
いのだ。
正義と微笑
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
影男は東京にも地方にも多くの家を持っていたが、
世田谷
(
せたがや
)
区の
蘆花
(
ろか
)
公園の近くにも、樹木の多い広い地所と、隠居所ふうのささやかな日本建ての家があった。
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
文壇の聖者といわれた
蘆花
(
ろか
)
徳富健次郎氏、市外
千歳
(
ちとせ
)
村の邸に閉じ籠って、いっさい客を絶ち俗界と絶縁、京王電車の下高井戸で下車、畑道を約五丁ばかり、生垣を
繞
(
めぐ
)
らした一軒の平家建て
明治世相百話
(新字新仮名)
/
山本笑月
(著)
蘆花如雪雁声寒 〔
蘆花
(
ろか
)
は雪の如く
雁
(
かり
)
の声は寒し
十九の秋
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
▼ もっと見る
芹川さんは、学校に居た頃から
漱石
(
そうせき
)
や
蘆花
(
ろか
)
のものを愛読していて、作文なども仲々大人びてお上手でしたが、私は、その方面は、さっぱりだめでございました。ちっとも興味を持てなかったのです。
誰も知らぬ
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
「
世田谷
(
せたがや
)
区のはずれの
蘆花
(
ろか
)
公園のそばですよ」
影男
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
蘆
漢検1級
部首:⾋
19画
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
“蘆花”で始まる語句
蘆花定底沈