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藪山
ふりがな文庫
“藪山”の読み方と例文
読み方
割合
やぶやま
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やぶやま
(逆引き)
「お侍だよ。
藪山
(
やぶやま
)
の加藤っていえば、おっ母が知ってるといった。——ああ、それから、達者で暮しているかって、おらの頭を撫でて訊いたよ」
新書太閤記:01 第一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
又七郎は
益城
(
ましき
)
小池村に屋敷地をもらった。その背後が
藪山
(
やぶやま
)
である。「藪山もつかわそうか」と、光尚が言わせた。又七郎はそれを辞退した。竹は平日もご用に立つ。
阿部一族
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
「それにいるのは、
藪山
(
やぶやま
)
の叔母御ではないかな——母上、あれなる後家どのは、中村の光明寺の山にいた叔母御でしょう」
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
藪山(やぶやま)の例文をもっと
(4作品)
見る
藪
漢検準1級
部首:⾋
18画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“藪”で始まる語句
藪
藪蚊
藪入
藪鶯
藪蛇
藪畳
藪蔭
藪原
藪睨
藪地
“藪山”のふりがなが多い著者
吉川英治
森鴎外