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蕭寥
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しょうりょう
ふりがな文庫
“
蕭寥
(
しょうりょう
)” の例文
もっともわがままなる善人が二人、美くしく飾りたる
室
(
しつ
)
に、深刻なる遊戯を演じている。室外の天下は
蕭寥
(
しょうりょう
)
たる秋である。天下の秋は幾多の
道也
(
どうや
)
先生を苦しめつつある。
野分
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
花曇
(
はなぐも
)
りの空が、刻一刻に天から、ずり落ちて、今や降ると待たれたる夕暮の
欄干
(
らんかん
)
に、しとやかに行き、しとやかに帰る振袖の影は、余が座敷から六
間
(
けん
)
の中庭を隔てて、重き空気のなかに
蕭寥
(
しょうりょう
)
と見えつ
草枕
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
“蕭寥”の意味
《形容動詞》
静寂なさま。ものさびしいさま。
(出典:Wiktionary)
蕭
漢検1級
部首:⾋
16画
寥
漢検1級
部首:⼧
14画
“蕭”で始まる語句
蕭々
蕭条
蕭
蕭殺
蕭然
蕭索
蕭何
蕭関
蕭散
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