“蔵用人”の読み方と例文
読み方割合
くらようにん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、眼だけは、たえず真向まむこうの酒井家蔵用人くらようにん本田頼母ほんだたのもの屋敷に注意していた。啓之助はそれを天満の万吉だとは夢にも知らなかったが、万吉の方ではくから気がついていた。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)