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蒼朮
ふりがな文庫
“蒼朮”の読み方と例文
読み方
割合
そうじゅつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そうじゅつ
(逆引き)
骨についている腐肉を匙で掻きとって
蒼朮
(
そうじゅつ
)
の煎汁で晒し、骨格を関門の地下二十尺のところへ拝跪するかたちにして埋めた。
新西遊記
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
秋の夜の糠雨といえば物の
湿
(
し
)
ける事入梅にもまさるが常とてわたしは画帖や書物の虫を防ぐため
煙草盆
(
たばこぼん
)
の火を
掻
(
か
)
き立てて
蒼朮
(
そうじゅつ
)
を
焚
(
た
)
き押入から
桐
(
きり
)
の長箱を取出して三味線をしまった。
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
先ほどから
焚
(
た
)
きつづけた
蒼朮
(
そうじゅつ
)
と
雨瀟瀟
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
蒼朮(そうじゅつ)の例文をもっと
(2作品)
見る
蒼
漢検準1級
部首:⾋
13画
朮
漢検1級
部首:⽊
5画
“蒼”で始まる語句
蒼
蒼白
蒼空
蒼蠅
蒼黒
蒼褪
蒼然
蒼々
蒼穹
蒼味
“蒼朮”のふりがなが多い著者
久生十蘭
永井荷風