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蒸芋
ふりがな文庫
“蒸芋”の読み方と例文
読み方
割合
ふかしいも
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふかしいも
(逆引き)
町へ着くには着いても、今夜からもう宿を取るべき宿銭もない。いや、
午飯
(
ひるめし
)
を食うことすらできないのだ。
昨夜
(
ゆうべ
)
は夜通し歩いて、今朝町の入口で
蒸芋
(
ふかしいも
)
を一銭がとこ求めて、それでとにかく朝は
凌
(
しの
)
いだ。
世間師
(新字新仮名)
/
小栗風葉
(著)
蒸芋
(
ふかしいも
)
の湯気の中に、紺の
鯉口
(
こいぐち
)
した女房が、ぬっくりと立って呼ぶ。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
蒸芋(ふかしいも)の例文をもっと
(2作品)
見る
蒸
常用漢字
小6
部首:⾋
13画
芋
常用漢字
中学
部首:⾋
6画
“蒸”で始まる語句
蒸
蒸籠
蒸暑
蒸気
蒸焼
蒸氣
蒸汽
蒸物
蒸々
蒸發
“蒸芋”のふりがなが多い著者
小栗風葉
泉鏡花