“葉微塵”の読み方と例文
読み方割合
ぱみじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「誰かいるのか」とたんに轟然ごうぜんとピストルが鳴ってチャンウーの手から懐中電気が、葉微塵ぱみじんとくだけて散った。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
同時に現代文化の粋を極めた常識とか、学識とかいうものが、一挙に葉微塵ぱみじんとなって、あとにはからっぽの頭蓋骨だけが、累々るいるいとして残る事になる……という訳なんだが……。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)