“華足”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けそく50.0%
げそく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だれも何の気もつかなかったが、翌朝その餠の箱が寝室から下げられた時に、側近している女房たちにだけはうなずかれることがあった。皿などもいつ用意したかと思うほど見事な華足けそく付きであった。
源氏物語:09 葵 (新字新仮名) / 紫式部(著)
この巻き物は特にじんの木の華足げそくつくえに置いて、仏像を安置した帳台の中に飾ってあった。
源氏物語:38 鈴虫 (新字新仮名) / 紫式部(著)