“けそく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
華束50.0%
華足50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水桶みずおけをさげた姉妹たちのほかに正太郎が紋付袴もんつきはかまで胸をのけぞってゆくのに並んで、小さい躯の千吉も袴はつけていないがたけの長い羽織を着、供え団子のお華束けそくを両手でささげるように持って
(新字新仮名) / 壺井栄(著)
だれも何の気もつかなかったが、翌朝その餠の箱が寝室から下げられた時に、側近している女房たちにだけはうなずかれることがあった。皿などもいつ用意したかと思うほど見事な華足けそく付きであった。
源氏物語:09 葵 (新字新仮名) / 紫式部(著)