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荼毒
ふりがな文庫
“荼毒”の読み方と例文
読み方
割合
とどく
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とどく
(逆引き)
願わくば、乱将義貞
誅伐
(
ちゅうばつ
)
の勅許をたまわりたい。つくすべき忠も、
荼毒
(
とどく
)
の輩が君の
側
(
かたわ
)
らにはびこっていたのでは捧げようもない。
私本太平記:10 風花帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
そこで社主が代って、あの調子を社会を
荼毒
(
とどく
)
するものだと認めたとしよう。一般の読者を未丁年者として見る目で、そう認めたのは致し方がない。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
或は
廝養
(
しよう
)
の児、
瓜葛
(
かかつ
)
の親有れば則ち伝に乗じ、風行雷動す。地方の供給
稍
(
やや
)
遅くして、馬上の鞭撻立所に至る。人民を
荼毒
(
とどく
)
し、官府を奴隷にし、扈従臨むところ野に青草無し。
続黄梁
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
荼毒(とどく)の例文をもっと
(4作品)
見る
荼
漢検1級
部首:⾋
10画
毒
常用漢字
小5
部首:⽏
8画
“荼”で始まる語句
荼毘
荼毗
荼毘所
荼吉尼天堂
荼吉尼
荼毗所
荼
荼枳尼
荼比所
荼吉尼天
“荼毒”のふりがなが多い著者
吉川英治
森鴎外
田中貢太郎