“荼毗所”の読み方と例文
読み方割合
だびしょ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
このときから忠利は岫雲院の住持と心安くなっていたので、荼毗所だびしょをこの寺にきめたのである。ちょうど荼毗の最中であった。
阿部一族 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
九月十二日に勝久は三世勝二郎のひつぎ荼毗所だびしょまで見送って、そこから車を停車場へ駆り、夜東京に還った。
渋江抽斎 (新字新仮名) / 森鴎外(著)