荒婬こういん)” の例文
そして呉王はこの天下第一の美人をえて大いにおごった。呉の良臣、伍子胥ごししょ諫言かんげんも耳に入れず、荒婬こういんと、連日の宴舞に、国政もみだれ果てた。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)