草民そうみん)” の例文
東山殿の贅美ぜいびと退屈の果てから生れた貴族趣味のものだったのが、いつのまにか、その東山殿の足利あしかが文化を、過去のからとして、次の生々いきいきと伸びかけている草民そうみんのうちへ、極めて、平民的に
新書太閤記:02 第二分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)