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茫洋
ふりがな文庫
“茫洋”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ぼうよう
94.4%
ばうやう
5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ぼうよう
(逆引き)
煙突は、白黒に塗り分けられた姿のまま、不透明に白濁した冬の寒空のなかに、いつものとおりただ
茫洋
(
ぼうよう
)
と無感動にそびえていた。
煙突
(新字新仮名)
/
山川方夫
(著)
どこと言って
辻褄
(
つじつま
)
の合わんところもないが、それでいて子供の話のようになんとなく
茫洋
(
ぼうよう
)
として捕捉し難いところがある。
ナリン殿下への回想
(新字新仮名)
/
橘外男
(著)
茫洋(ぼうよう)の例文をもっと
(17作品)
見る
ばうやう
(逆引き)
ゆき子が食堂へはいつて行つても、別に、ゆき子の方を注意するでもなく、ゆつくり孤独を
愉
(
たの
)
しんでゐるやうな
茫洋
(
ばうやう
)
とした
風貌
(
ふうばう
)
をして、酒を飲んでゐる。
浮雲
(新字旧仮名)
/
林芙美子
(著)
茫洋(ばうやう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“茫洋”の意味
《名詞》
限りなく広々していること。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
茫
漢検1級
部首:⾋
9画
洋
常用漢字
小3
部首:⽔
9画
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