“茫洋混沌”の読み方と例文
読み方割合
ぼうようこんとん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「大きいね。道が大きい。」アスファルト道が、やわらかい秋の日ざしを受けて鈍く光っているだけなのだが、僕には、それが一瞬、茫洋混沌ぼうようこんとんたる大河のように見えたのだ。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)