茫洋混沌ぼうようこんとん)” の例文
「大きいね。道が大きい。」アスファルト道が、やわらかい秋の日ざしを受けて鈍く光っているだけなのだが、僕には、それが一瞬、茫洋混沌ぼうようこんとんたる大河のように見えたのだ。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)