芳紀としごろ)” の例文
尤も年々逆さまに年を取って、美代子さんが芳紀としごろになるにつれ、一緒に歩いて愛人と思われては困ると言うくらいの若がり方だ。
心のアンテナ (新字新仮名) / 佐々木邦(著)
芳紀としごろの春子さんに至ってはたもとくわえて突っ伏していた。
嫁取婿取 (新字新仮名) / 佐々木邦(著)