トップ
>
花蓋
>
かがい
ふりがな文庫
“
花蓋
(
かがい
)” の例文
このように、花弁と
萼
(
がく
)
との外観が
見分
(
みわ
)
け
難
(
がた
)
いものを、植物学では便利のため
花蓋
(
かがい
)
と呼んでいる。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
訪問客、すなわち蝶々はその長い
嘴
(
くちばし
)
を花中へ差し込み、
花蓋
(
かがい
)
のもとの方の内面に
分泌
(
ぶんぴつ
)
している
蜜
(
みつ
)
を
吸
(
す
)
うのである。その時、その虫の体も
嘴
(
くちばし
)
も
葯
(
やく
)
に
触
(
ふ
)
れて、その花粉を体や
嘴
(
くちばし
)
に
着
(
つ
)
ける。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
花は
花蓋
(
かがい
)
(
萼
(
がく
)
、花弁同様な姿をしているものを、
便宜
(
べんぎ
)
のため植物学上では
花蓋
(
かがい
)
と呼んでいる)が六
片
(
ぺん
)
あるが、それが内外二列をなしており、その外列の三片が
萼片
(
がくへん
)
であり、内列の三片が花弁である。
植物知識
(新字新仮名)
/
牧野富太郎
(著)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
蓋
常用漢字
中学
部首:⾋
13画
“花蓋”で始まる語句
花蓋片
花蓋面