花紐はなひも)” の例文
と、はや担夫たんぷに命じて、虎の台と、彼の駕籠かごとをかつぎ上げさせた。駕籠(手輿てごし)には、晴れの紅絹もみやら花紐はなひもが掛けてある。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)