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花粉
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おしろい
ふりがな文庫
“
花粉
(
おしろい
)” の例文
花粉
(
おしろい
)
や
花簪児
(
かんざし
)
を売っている化粧品店がそのちかくにあった。そこには一人の老婆がいて
店頭
(
みせさき
)
に腰をかけていた。世高はそこへ入って往った。
断橋奇聞
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
老婆の施十娘は、文世高からもらった銀子をしまい、午飯を
喫
(
く
)
って、新しくできた
花粉
(
おしろい
)
と珍しい
花簪児
(
かんざし
)
を持って劉家へ往った。
断橋奇聞
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
「お隣ではあるし、
平生
(
いつも
)
出入して、
花粉
(
おしろい
)
などを買っていただくから、お嬢さんはよく知っておりますよ」
断橋奇聞
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
“花粉”の解説
花粉(かふん、en: pollen)とは、種子植物門の植物の花の雄しべから出る粉状の細胞。雄しべの先端にある葯という袋の中で形成される。
花粉は雄しべの葯から出て雌しべの柱頭に付くまでの間の粉状のものの抽象的な呼び名である。花粉は基本的に多細胞体であり、これはシダ植物のが発芽した雄性配偶体にあたるものである。花粉に対して個々の粒を花粉粒と呼ぶことがある。ラン科植物では花粉が塊になり、はなはだしい場合にはプラスチック片状にすらなる花粉塊を形成する。
(出典:Wikipedia)
花
常用漢字
小1
部首:⾋
7画
粉
常用漢字
小5
部首:⽶
10画
“花”で始まる語句
花
花瓶
花魁
花弁
花片
花園
花崗岩
花簪
花崗石
花車