“芬(かほり)” の例文
足がけツ倦(たる)いので、づいと伸ばして、寐返(がへり)を打つ、體の下がミシリと鳴ツて、新しい木綿(もめん)の芬(かほり)が微に鼻を撲(う)ツた。眼が辛而(やつと)覺めかかツて來た。
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)