“芬蘭”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
フィンランド80.0%
ポーランド20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ところが、マヴラの奴めが飛んでもない時に床を洗ひはじめたものさ。どうも芬蘭フィンランド女といふ奴は馬鹿が多くて、とかく清潔きれいずきも場違ひで困りものだ。
狂人日記 (旧字旧仮名) / ニコライ・ゴーゴリ(著)
ネルチンスキイというのは一船おくれて日本に遠征えんせいに来るはず芬蘭フィンランドの陸上選手監督かんとくで、一足先きに事務上の連絡旁々れんらくかたがたこの船に乗った、中年の好紳士こうしんしです。
オリンポスの果実 (新字新仮名) / 田中英光(著)
埃及エジプトのカイロ市で外科病院を開業している芬蘭ポーランド生まれの独逸ドイツ医学博士、仏蘭西フランス文学博士オルクス・クラデル氏が筆者に送ってくれた論文?「戦争の裡面」中の、戦場描写の部分である。
戦場 (新字新仮名) / 夢野久作(著)