“芝笛”の読み方と例文
読み方割合
しばぶえ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一時間ののち、先生と私は目的どおり市を離れて、村とも町とも区別の付かない静かな所をあてもなく歩いた。私はかなめの垣から若い柔らかい葉をぎ取って芝笛しばぶえを鳴らした。
こころ (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
それはじょうずな芝笛しばぶえのように聞こえるのでした。
蜂雀はちすずめはじょうずな芝笛しばぶえのようにさけびました。