“舞楽”の読み方と例文
読み方割合
ぶがく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
舞楽ぶがくの面を毎日眺めていて、とうとう有名な人相見になったとかいう話を聴いていますが、実際いろいろの人形をながめていると
綺堂むかし語り (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
叩頭じぎをしいしい、わざとゆっくり足を運んで、遠目に玄関口をのぞいてみると、正面に舞楽ぶがくの絵をかいた大きな衝立ついたてが立ててあるばかりで、ひっそり閑としずまり返っていた。
四十八人目 (新字新仮名) / 森田草平(著)
自分は彼女と三沢の細君になるべき人との後姿うしろすがたを、舞楽ぶがくの相間相間に絶えず眺めた。
行人 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)